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アウルボーイの日記

カシワギマサルを主人公に、武道場の建設経過を書いて来ました。

カン・ソンシさんは日本人だった-5(社長夫妻が襲われる)

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社長即死 奥さん重症

カン社長夫妻は、一階の寝室に忍び込んでいた賊に、先に戻った社長が浴室に行こうとしているところを後ろから一突きで倒された。

 

気配で奥さんが洗面所から顔を出して賊に気づかれ振り向きざま、刃物を後ろに突き出され避けきれずにわき腹を刺され「ギャッ」と声を出して倒れた。

 

SG(Security Guar)の主任は土足のまま、寝室に突進したが裏口から飛び出す黒い影を目にしたが、奥さんが気になり呻き声の洗面所と浴室の惨状を目にした。

 

社長の弟の専務はスマホで救急車をコールし、社長は息はなく奥さんは意識があるがかなりの重傷だ。

 

そこへ榊原くんたちが駆け付け、現場は専務とユウリンに任せ、SG主任と二人で裏口から工場のほうに逃げた犯人を追った。

 

犯人は、侵入も同じ場所だったらしく土の部分に足跡が残っていたが、工場の脇から止めて有った車が走り出した。

 

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奥さんは、最新の病院施設へ搬送され助かった(^^♪

救急車が社長夫人の止血処置をし搬送開始、ユウリンが同行専務と榊原くんが残る。

警官が社長の遺体も別の救急車で大学病院に移送したいと申し入れて来た。

 

専務と榊原くんが会社幹部に連絡明朝緊急会議を予定。二人は今後の方針をあらかじめ話し合い、専務を後任に榊原くんは所属を決めずに社外のアドバイザーに位置付けることで、会議に諮ることにした。

 

奥さんの容態は重傷で、ユウリンとは話ができるがショックが大きくて難しい状況だったが、気丈な奥さんは、医療チームの踏ん張りに応えるように、治療に耐えた。

 

会社の経営会議も満場一致で専務の昇格を承認、榊原くんを専務に提案が有ったがもう少し落ち着いてから考えることにし、辞退した。

 

奥さんの傷も癒えて退院を要請されたが【あの家には帰りたくないと言い出し】榊原くんたちと同居を提案したが、あの工場に近い所は嫌だという。

 

叔父の社長と相談し、特例で社用のマンションを購入、榊原家と同居するところで落ち着いた。

 

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奥さんとサッキー家族はマンションで同居で落ち着く(^^♪

緑の多い公園近くの新築マンションの最上に二世帯住宅にして榊原家と同居して新たなスタートになった。

 

最も奥さんは介添えがないと通常の生活が困難で、若夫婦と50代の女性介護士を通勤で依頼し、ユウリンの負担を軽減した。

 

建物はセキュリティが万全で常時警備員が駐在し、深圳大学の施設と隣接し公園の中にいる雰囲気で、奥さんも安心して笑顔も戻ってきた。

 

会社からは少し離れたが、車で5分もかからないので環境的には最高だ。

やはり決着を付けたい!

警察の捜査とは別行動で、SGの主任と組んで密かに動き主任の知人で、足を洗った元幹部にコネを付けた。

 

今回の実行犯は裏社会の息のかかったモノらしく、国外で出た様だ。榊原くんは相手がどこに行こうと許す分けにはゆかない。

 

そんな時ユウリンが体の変調に気づき、榊原くんに内緒で友人の医者に電話して妊娠らしいことを知らされた。

 ユウリンのおめでた

改めて友人の大学病院で受診し、4か月近いことが分かった。

 

医者の友人はユウリンの実家の災難で、無理していることを感じ【何か変調が有ったら救急車じゃなく私に電話して、私が救急車で駆け付けるから】と励ましてくれた。

 

友人もおない年だが、責任のある地位で自由も利くようだ。

事件以来、武道を嗜みながら父の災難に対応できなかった自分を責めてきたようだ、それを見抜いた友人の婦人科医は積極的に学友の危機に関わる気のようだ。ありがたい。

 

武道の稽古で気を紛らしてきたが、早速榊原くんに打ち明け、母親の部屋に行き報告【やっとお孫ちゃんに会えるのねぇ】と事件以来初めての喜ぶ義母の笑顔がまぶしいひと時だ。

 

大学病院が近く散歩がてら行けるが【まだ奴らが気になるから、必ず僕が付いてゆくから話してよ】とサッキーが念をおしているので、その睦ましさが病院でも評判だ。

 カンさんの初仕事

サッキーが【SGの主任と香港に行ってくる】と言うので送り出した。

 

二人は外洋にも行ける中型のクルーザーで、深圳の港から聞き込み行脚で、時間がかかる仕事だった、途中で主任がスマホで連絡し、深圳の港で中年の男性で、その道のベテランらしく多くは語らないが、足を洗っても繋がりがありカン縫製の事件には他人事ながら義憤を感じていた。

 

裁判に負けても反省できず、手を出したことは自分がその当事者なら仕事も手に付かずその日のうちに行動しただろうが【榊原さんの立場なら後始末と会社・家族の進路も分別のある処置になるのは尤もですね】と協力を引き受けてくれた、カク・ヘイジュンさんだった。

 

今回は、実行犯は許せないが指示した元会社役員は、実行犯以上に悪辣だと怒っている。榊原くんも同じ気持ちだが、SGの主任のシンさんは目の前で犯行を防げなかった自責が強く、どうしても決着をつけたいと申し出た様だ。

 

クルーザーは個人の運営会社で、カクさんの入魂の友人のショウさんは表も裏も承知しており、今回の業務依頼は仔細を聞かずカクさんの指示通り動くことを約束していた。

 

榊原くんもこんな仕事もあるんだぁと感心しながら、頼もしい3人と一緒に深夜の深圳港を出発、香港の静かな小島につけて地元の友達シュウ・ケンスに会ってみた。

 

「そのキン何とかいう親父が、知り合いの不動産屋で物件を探していた様だよ」と言う情報が有った。

 

「もちろんこの島じゃなくて、マンションだよ、良くヤバイ商売で失敗した奴がカクレンボする建物で、家賃は前払いで居なくなったらそれで縁切れるだけさ」

 

「何で知っているかと言うと、うちの若いのを聞き込みで張り込ましていたんだが、本国の新聞に載った元取締役の殺人教唆で指名手配になった親父だから気づいたようだ」

 

「その話が、俺の事務所に通報してくれたのが、シュウちゃんだったわけか」 とカクさんが納得した。

 

「先ず手始めに、ドヤ街に絞って張るしかないか?」とカクさんが案を出す。

「大体キンの足取りが見えて来たね、有難うございます」とシン主任が頭を下げる。

サッキーも「ありがとうございます」と丁寧に頭を下げる。

 

「いや~まだ尻尾を見ただけで、確保していないからお礼は早いですよ、うちの若いのを10名ほど散らしましたから、ネタがあればスマホで来ますから、夕飯は取っていないのでしょ、軽い食事を用意しますから~後は仮眠して待ってくださいよ」

 

「そうか田舎者がツラ出すと却ってヤバイか?」と言い、カクさんは地元の昔の仲間に任す。

 

「いや~カク兄ぃはご存じだから言いますが、我々はサツより目が利きますから任せてください、写真入りの手配者は時間が掛かりません、体を確保したらお知らせします」と別室の大きな部屋に案内され、暖かい中華がゆとスープが揃っていた。

 

遅い夕食を頂き、ソフアや大きな椅子ぬ体を預けウトウトと仮眠をとる。
一寝入りして、外はまだ薄暗いがホンコンに散らした若い連中が、マカオの警察局でr県もんでひっかった実行犯らしいのが、しぶとくて始末悪い言うネタを拾った。

司直と仲睦ましく

シュウさんが真夜中だがマカオの警察局に電話して、貰い下げを打診したらしい。

 

マカオの警察局副局長はシュウさんの叔父さんで、融通が利く。元々一般市民だったが返還時から役人以外から登用され、地元の要人を起用しているらしい。

 

 【明朝7時ごろ、門外に放出するから拾え】というメッセージを受信、若いのが8名ほどワゴン車2台で待機、それなりのお土産は先渡しして有るという。

 

ワゴン車は、そのままフェリーに乗せて香港島にわたり、着いたらカクさんたちのクルーザーに引き渡すことになっていた。